KLYMIT Insulated Static V [野営道具 寝具類]
さて、ビッグアグネスのマットの後継として入手したスタティックV
あくまでもビッグアグネスのマットを長く使ってきた身であると言うことを前提として使用感を書いていく
パッキングサイズや重量はほぼ一緒
そもそも特段気にはしていないので、細かな数値の比較等は一切していない
並べてみた・持ってみた程度です
スタティックVの厚みは公式数値ほどは「感じない」
独特な形状のためマット全体に山・谷が多く、いちばん高い部分での数値だからだ
一般的なレギュラーサイズのマットより幾分幅が広いので、横になった際少しは腕がマットからこぼれにくくはなっている
寝心地は上等か?と聞かれても普通ですとしか答えられない もちろん悪くは無い
とは言え、これは空気の入れ具合によって全然違ってくるので断言は出来ない
今までのマットと同じ感覚で空気を入れても柔らかいと言うかクタクタなのだ
マット全体に空気の入らない箇所がちりばめられているのである程度そうなるのは理解できるが、上半身を起こすと尻部分が底付きしてしまう
ただし、このクタクタ状態でも寝そべると底付きはしないし横寝も問題ない
自分はパンクのリスクを少しでも減らしたいので機能が発揮出来るギリギリの所まで空気を減らして使いたい派なんだけど、適正空気圧に関してはもう少し検分が必要そうだ
また、上記の空気圧問題とも密接に関係するのが ↓
このフリップバルブだ
このバルブの蓋をめくると
この部分がワンウェイバルブだ
なんてことはない、黄色のバルブの向こう側に極薄のゴムシートが付いてるだけの物
写真で黄色いバルブの中央付近に黒く見えているのがゴムシートで、バルブ中央の黒い点はゴムシートから伸びている突起で、そこがバルブと繋がっている
このバルブはその名の通り
くるりと反転するようになっていてる
撤収時にはバルブを90度立てて端から長手方向に小さく丸めていき、最後のところでバルブを完全に反転させて空気の流入を防ぎながら丸めきって蓋をする
で、一度伸ばして、改めて袋に収まるようにまき直す
バルブの構造に話を戻すと、この黄色いバルブは簡単に外れるのだ ただハマってるだけ
空気を入れれば入れるほどバルブをはずそうとする力が当然強くなるし、最後の最後でバルブが外れると一気に空気は抜けてしまう これをあまり繰り返すとバルブの収まり自体にヘタリが生じるような気がする
更に言うと、バルブをしっかりと受けの突き当てに密着させないとごく微量ながら空気は漏れる
上蓋を閉じれば漏れてこないのは確認済みだけど、この上蓋を閉じる時にバルブがすごく動きやすいしマット自体にコシがあまりない状態なのですごくやりづらい
数回失敗を繰り返せば慣れる程度ではあるが、長く使うつもりなら慎重に扱った方が良いだろう
バルブの気になるところばかり列挙したが、マット自体の性能に関しては特段アピールポイントは無いと言うのが現時点での総評(暫定)
次の冬に数値通りの断熱性能が確認できれば一変するとは思う
話は変わって、マットのバルブの種類が違うのでポンプハウスが使えなくなる心配をしてたんですが
この部材をポンプハウスにくわえさせる事で解決しました
この部材はダブルアクションポンプのアダプター
フリップバルブの内径が17ミリで、シンデレラフィットでした
さらに!
お気軽キャンプ用に ↓
充電式の小型電動ポンプです
こちらのアダプターもフリップバルブには、少しキツメながらもフィット
さらに!!
外径18ミリのアダプターをくわえれるようにカットして調整
これでツイストバルブ?スクリューバルブ?(正式名称知りません)にも対応
バイクや車のオイルのリッター缶用注ぎ口ですが、電動ポンプのアダプターにジャストフィット
個人的にはこの発見こそが本日アップしたメインです(笑)
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