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カヤック修理の備忘録 [カヤック]

本日はタープのシリコンコーティングを予定してたんですが、天候不順により断念

代わって、ハンモック泊用のキャンプライトを作ってました
商品名で言うとENOのトワイライトとかビッグアグネスのmtnGLOのようなロープ状のライトです
ただ今コーキングの乾燥中なのでこれはまた後ほど紹介いたします

で、タイトルにあるようにカヤック修理の行程を備忘録的にアップいたします

壊れたのは3分割ベニヤカヤックのコックピットのスターン側隔壁(連結部)
作業前はこんな感じ
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コックピット側に目立ったダメージは無いので新しい隔壁を取り付ければオーケー
取りあえず製造販売元に必要な部材の購入が可能かどうか、また、修理の際の手順等も分かる範囲で教えてくださいとメールした
結果、必要な部材のみの購入も可能で、作業手順としては新しい隔壁をエポキシ樹脂接着剤で固め、その後、ガラスクロスで補強してくださいとのこと

外で作業できる時期では無かったので仕事場に持ち込み、昼食後のわずかな時間を使って毎日サンディングし続けた
製作時、塗装前のサンディングで結構苦労し、家にあるオービダルサンダーじゃ時間がかかるのは目に見えていたので、会社の道具をいろいろと試してみました
100vのダブルアクションサンダー、エアーサンダー、30ミリ幅のベルトサンダー等です
外周に関しては削りすぎには要注意ですが、ベルトサンダーが圧倒的に早かった(綿テープ部分の削りに限り)
内周の狭い部分は、自宅から持ち込んだ100vのミニルーターにフレキシャフトを付けてサンディングバンドと、本当に細かいところは先端をガラス等の細工に使うダイヤモンドビットを使って作業しました

隔壁外周には突起が並んでいて、それを船体側に差し込んで絞り込まなきゃならないので、船体側のベニヤは20センチほどフリーになるように削りました
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ここからの写真は無いんですが、隔壁の接着に使用したのはセメダインスーパーの60分タイプ
前日に作業工程の予行演習をしたんですが、船体側のベニヤを全て押し広げて突起を差すのは結構大変でしたので、そういう意味で余裕を持って60分タイプにしました
硬化時間が長いと垂れが問題となるので、養生テープを内側に張り巡らせ、隔壁の突起を全て差し込んだ後はそれぞれの板の合わせ目を修正しつつ反対側にガムテープで引っ張って絞り込み、更に外周の端部をppバンドでも絞って固定しました

寒い時期だったので作業は家の中で行い、硬化まで3日ほど放置し、その後50ミリ幅のガラスクロステープ(200番)で補強、削り取った綿テープ部にも25ミリ幅のガラスクロスを貼りました
外周も同様に50ミリ幅と25ミリ幅のガラスクロステープを貼りつけた
室内作業とはいえ、作業時にはストーブは消火していたのでクロスへの樹脂の浸透が心配だったんですがドライヤー片手に作業すると思いのほか順調でした
また、樹脂はポリエステル系は使わなかったので匂いもそれほど問題じゃ無かった

で、また3日ほど放置してサンディング(今度はさすがに屋外)
テープ端部の処理には少しばかり気をつけたのでさくっと終了
ガラスクロステープの保護目的で上に綿テープを貼りつけ、その後塗装に

FRP作業は初めてだったのでいろいろ学べて楽しかった
もちろんミスもたくさん有ったんだけど、今現在取りあえず乗れているので良しとしときます
接続部分が以前より少し厚くなったので2,3時間漕いでスターン側のハッチ内には100cc程水が入るようになった
ゴムワッシャーを追加すれば収まるとは思うけど、面倒なのでそのまま放置してる
また修理後は、3分割ベニヤ艇はあくまでレクリエーション艇と考え接続部に負荷のかからない使い方、水深のある沖に出ないようにするなど心がけている
まぁ、支笏湖の場合水深もそうだけど、何より水温が殺人的だから困るんだよね・・・
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